土地形状スキャン016 [FriendlyCore編]OS再構築 導入からユーザー設定まで

造成

これまでarmbian上で測位データ取得制御システムを構築してきたが、python用GPIOライブラリのRPi.GPIO_NPのビルドで躓く。

ネットで成功例情報が多いFriendlyCoreにて環境の再構築を始める。

OSインストール

別のMicroSDカード32GB用意

公式サイトリンクよりimageファイルダウンロード

h3_sd_friendlycore-xenial_4.14_armhf_20210618.img

今回はwin32diskimagerを使ってmicroSDに書き込み

(friendlyelec公式wikiに従う)

書き込み後、microSDのドライブが3つになり、フォーマットすることを求められるが無視して、イジェクト

FriendlycoreでNanoPiNEOを初回起動

イメージを書き込んだMicroSDをNanoPiNEOに挿入し、MicroUSBケーブルを母艦PCに接続して起動

armbianの時と違い、デバイスマネージャーにMicroUSBのシリアルポートが出現しない

よってteratermからの操作も行えない。

調べてみるとFriendlycoreで使用できるポートは下記の2つ

・USBシリアルデバイスを使い、DebugUARTピンに接続

手持ちのFT232RLUSBシリアル変換モジュール(秋月電子)で接続確認

・LANコネクタからSSH通信

teratermから ファイル->新しい接続->TCP/IP

->nanopineoに割り当てられたIPアドレスをなんらかの方法で取得し、ホスト欄に入力しOK押

->ダイアログ出現。ユーザー名とパスフレーズ(パスワード)を入力してOK

SSH接続の方が道具も少なく手軽なため、こちらをメインに使用していく

セキュリティ強化のためのログインアカウント修正

Friendlycoreのwiki上でrootの初期パスワードなど公開されている状態

ローカル運用だけでなく、環境構築のためのインターネット接続もあるため、セキュリティの観点からも対策必要

rootのパスワード変更

# passwd

メッセージに従い新しいパスワードを入力

ログアウト、再ログインして変更されたことを確認

新しいユーザー作成

# adduser [ユーザー名]

新しいパスワードを聞かれるので入力

フルネーム等複数情報入力を求められるが未入力エンターでも可

新しいユーザーにsudo権限付与

# gpasswd -a [ユーザー名] sudo

sudo権限が付与されたことの確認

$ groups [ユーザ名]

[ユーザ名] : [ユーザ名] sudo

上記表示にように、グループにsudoが含まれていることを確認

初期ユーザーのアカウントロック

Friendlycoreでは最初から用意されているユーザーpiは情報が公開されているので、ログインできないようにロックしておく

$ sudo passwd -l pi

確認

$ sudo passwd -S pi

pi L 03/28/2017 0 99999 7 -1

※ユーザー名の後にLの文字があればロック状態

rootでのログイン禁止

$ sudo passwd -d root

rootになる方法

$ sudo su –

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