土地形状スキャン07 点群データの取り込み・編集

造成

 

GNSSキネマティック測位データの精度はあまりよいものではなかったが、それでも土地形状の3次元座標データ(点群)を得ることができた。

土地形状スキャン06 測位結果改善のための考察
FIX解を増やすために有効と思われること: ネットサーフィンで調べた情報について -RTKCONV ・Options - RINEX Ver 3.03推奨とのこと 可読性が高く、navファイルが1つにまとまっているため ただし、...

この結果を3次元データとして取り込む方法を調査・検討する。

FreeCADへの取り込み

最終的にはこちらで土地形状を表示して、造成のデザインや家屋設計を行いたい。

インストール直後の状態で用意されているワークベンチには点群データを取り込める機能は無い模様。

Geomaticsというアドオンのワークベンチで点群を取り込みモデル化までできたようだが、現在は入手できない。

GeomaticsワークベンチはTrailというワークベンチに統合された?

Tarailワークベンチでは点群データを取り込みメッシュ化まではできるが、メッシュを編集する方法がよくわからず。

(情報不足)

点群データを編集できるフリーソフト

・CloudCompare

点群データを読み込み、編集可能

操作性がわかりやすいとの評価

エクスポートはSTLなどメジャーなCAD受け渡し形式に未対応

・MeshLab

メッシュの編集・加工が可能

機能は絞られており、操作はやや難しい?

インポート、エクスポート可能な形式の種類が充実

3Dデータの変換アプリとして重宝

CloudCompareを使用して点群編集

事前にRTKPOST(RTKLIB)から出力されるposファイルの座標データの行をtextファイルに貼り付けたものを用意

日本語表示 Display – Langage -> 日本語

・データの読み込み

ファイル – 開く

用意したtextファイルを読み込み

xyz座標の列をそれぞれX,Y,Z Locationに割り当て、それ以外の列はIgnoreにしておく

・高度による色分け

編集 – 色 – 段彩

Color ramp -> Bandingを選択

Period -> とりあえず50を指定したが、最適値はよくわからず

direction -> Zを選択

・不要点の除去

分割・抽出(セグメンテーション) ※ハサミのアイコン

点群を回転させ、

不要点を多角形の線で囲み「SegmentOUT」アイコン押

必要点を多角形の線で囲み「SegmentIN」アイコン押

データベースツリーで分割されるので不要な方をDelete

(ツール – 除去 – SORフィルター、ノイズフィルターを使っても除去できそうだが設定よくわからず)

・メッシュ作成

編集 – メッシュ – ドロネー2.5D(XY平面)

不要点除去が甘いとメッシュ作成段階でわかる

その場合は不要点除去へ戻って修正を繰り返し完成度を上げていく

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